爪水虫を治す飲み薬の副作用

従来の外用薬ではほとんど完治できない爪水虫。皮膚科で健康であると診断されれば飲み薬(抗真菌剤)をすすめられますが、やはり気になるのが副作用です。

 

すでに分かっている副作用は、胃の不快感・下痢・腹痛などの胃と腸に生じる症状、また、肝臓が薬の成分を懸命に分解して負担がかかり、肝機能障害を起こす可能性もあります。

 

副作用を生じる可能性のある爪水虫の飲み薬ですが、医師はどのようにして処方するのでしょうか。

副作用を未然に防ぐ血液検査

爪水虫の患者さんの副作用を防ぐため、水虫薬の服用前や後に定期的に血液検査をします。服用前の検査では、飲み薬に耐えられる状態か否か判断できますし、薬を飲み始めて副作用が生じてきたら、これも検査ですぐに分かります。

 

血液検査による結果をもとに医師が適切な判断をされるので、過度に副作用を心配する必要はありません。

それでも心配な爪水虫の飲み薬の副作用

血液検査でGOサインが出たとしても、やっぱり、できるなら危険は避けたいものです。体内に入るものなので、なんか蓄積しそうな感じもしますし、すこしずつ臓器が弱りそうな怖さもあります。

 

医師としっかり相談して、心から安心できれば爪水虫の飲み薬がいいですね。生え変わる爪に白癬菌がいない状態なので、確実に完治の方向へすすんでいきます。

 

もし、どうしても不安が払拭されなかったり、可能なかぎり体への危険をゼロにしたい場合は、爪水虫専用の外用薬を塗るのが安心です。

 

以前は塗り薬で治せないと言われていましたが、それも古い話です。白癬菌を確実に殺す新成分の開発と硬い爪に薬を浸透させる技術により、外用薬で爪水虫を完治できるようになりました。

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