水虫菌は湿った場所が大好き!

水虫菌は白癬菌と呼ばれるカビの一種で、湿気の多い場所に置きっぱなしにしていた食パンにつくカビと同じ仲間です。

 

つまり、水虫菌は湿った場所が大好きなんです!

 

温度と湿度の違いで白癬菌の感染力がどれくらい変わるのかを調べた実験(※)によると、一般的な、菌培養の至適温度とされる27℃よ りも35℃の方が、菌の角質内侵入が早く観察されました。また、湿度100%では温度15℃においても菌の侵入が見られたことから、 湿度は温度よりも重要な要因であると思われたと報告されています。
(※)情報元: 温度, 湿度, 角質の外傷が皮膚糸状菌の人角質内への侵入に及ぼす影響

 

その他、温度と湿度の条件をかえて色々と実験されており、レポートを読んでみると湿度の高さが菌の感染を簡単にしてしまうと推測できます。これは私たちがよく知っていることと一致しますね!

 

日中革靴を履き続けているビジネスマンや冬にロングブーツでおしゃれしている女性が水虫に感染しやすいと言われていますが、共通しているのは靴のなかがジメジメした状態にあることです。

 

実際に私たちの足の指の間の湿度を測ってみると、素足で生活しているときには80%ほどのようで、ずっと靴を履いていると100%近くになると言われています。

 

そして、私たち人間の足は1日に200mlもの汗をかくとされています!

 

とくに梅雨の季節は外気の湿度も格段にあがるので、靴の中の湿度も簡単に100%に達し、まさに不潔な水の中に素足をつけたままと言った状態になります。

 

もちろん、靴を履き続けていればだんだんと温度も上がってくるので、足の皮膚表面は白癬菌が簡単に侵入できる状態になっています。靴を脱いだ直後のかかとがやわらかいことからも、かかと水虫の最大の原因となってしまいます。

 

水虫菌にとって靴の中はリゾート地のようなもの!高温多湿で誰にも邪魔されずに、ひっそりと繁殖して仲間を増やし、生き続けていくために最高の環境となっています。

 

日本では昭和をむかえて靴が普及していくとともに、水虫の患者数は飛躍的に増加したとされています。現在では国民の5人に1人が水虫に感染したり、間接的に被害を受けていることがわかっています。

 

 

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