かかと水虫と乾燥肌の違いを見分けるのは難しい!

水虫感染したかかとの写真

 

これはかかと水虫の写真です。一見すると乾燥肌との違いを見分けるのは難しいと思いますが、それでもこの写真は分かりやすい方なんです!

 

注目するところは、かかとから足裏と足横の方へうろこ状に乾燥が広がっていることと、乾燥したかかとが若干黄ばんできていることです。

 

続いてこちらを見てみましょう。

 

乾燥肌と間違えやすいかかと水虫の写真

 

先ほどよりも分かりやすいですね。剥がれ落ちていく皮膚の厚み、黄ばみの濃さ。たとえお風呂で綺麗に洗ったとしても、乾燥後にはこの状態に戻ってしまいます。

 

かかと水虫がここまで進むと、潤い成分のクリームだけで見た目をごまかすこともできなくなってしまいます。

 

夏にミュールやサンダルでオシャレできないですし、プールや温泉などもってのほか!周りの人もすぐにかかと水虫に感染していることに気が付き、素足で歩いていることを嫌がられてしまいます。

 

こちらの画像で一旦区切りますね。

 

かかと水虫を放置して深い肌割れを起こした写真

 

かかと水虫を放置して砂漠化し、深いかかと割れを起こしています。ここまで症状が悪化すると歩くことも辛く、ときには出血をともなうほどです。

 

冬の乾燥した季節にこうなってしまうことが多いです。私たち素人でもかかと水虫だなと気がつく状態を放置した結果、このようになることを忘れないでおきましょう。

 

 

かかと水虫か単なる乾燥肌の違いを見分けるシンプルな基準は、角質がだんだんと厚くなり、白い粉をふいたような感じになっているかどうかです。

 

夜のお風呂前に毎日観察してあげて、前よりもなんとなくかかとが乾燥しがちだなーって気がついたとき、皮膚科で診察してもらうことを考えてみるのが良いですね。

 

梅雨から秋の前半、温かい季節に上の画像のようなかかとの肌状態であったら、一度はかかと水虫を疑ってみたいところです。

 

すでに足裏や足横に水虫症状がでていたり、ご家族で水虫を持っている人がいる場合に上の画像のようになってしまったら、かかと水虫である可能性が高いです。

 

続いては、かかと水虫が改善し、元の肌状態へ変わっていく様子を写真で確認していきます。

 

かかと水虫が改善し、元の肌状態へ変わっていく写真の比較

いずれも左側がかかと水虫を放置していた状態で、右側が適切な処置をした後になります。

 

角質層が分厚くなったかかと水虫の画像

一般的なかかと水虫

局所的なかかと水虫の写真

 

一番上の写真は長年放置していた方です。角質層が分厚く、砂漠で干上がった湖の底のようにかかとが割れています。ここまでくると単なる乾燥肌でないことがすぐに分かりますね。

 

気をつけてもらいたいのが、一番下の状態です。肌荒れも一部分になっているので、単なる乾燥によるものだと判断しがちですし、このような肌状態こそ私たち素人が、かかと水虫だとすぐに気がつくのは難しいでしょう。

 

 

かかと水虫と乾燥肌の違いを正確に見分けるには、皮膚科で専門医師の診断を受けるしかありません。医師がかかとの皮膚をこそぎ落とし、それを顕微鏡で観察します。そこに水虫の原因となる白癬菌(※)がいるかどうか、目視で判断するのです。

 

ただし、忙しくてなかなか皮膚科へ行けない方や恥ずかしくてためらっている方もいるでしょう。ご自身で判断されるときは、以下にまとめたかかと水虫の症状を参考にしてください。

 

(※)白癬菌とは、水虫を引き起こすのはカビ(真菌)の一種です。良く言われている水虫菌は白癬菌を分かりやすくした呼び名になります。

かかと水虫か乾燥肌かを見分ける方法

まずは足裏や足の横と指に、こちらの「水虫の原因や種類と症状について」でご紹介した「趾間型水虫」と「小水疱型水虫」らしきものがないかを確認します。

 

水虫菌がかかとに感染を広げるまでには時間がかかるので、その前に見た目の分かりやすい水虫症状が表れていることが多いです。

 

これらを放置したがために、かかと水虫に感染することが大半なのです。

 

 

続いては、上の写真のようにかかとから足裏、足横に乾燥エリアが広がっていないかを見ていきます。特にかかとが黄ばみだしていたら要注意ですね。

 

白く粉をふいたような状態になり、こするとボロボロと皮がめくれるようなら、かかとの角質層が水虫菌に侵されている可能性が高いです。

 

かかとの角質層が厚く硬くなって、明らかに「昔の私のかかとはこんなんじゃかなった…。」と“気がついた”ではなく、考えはじめているようなら、皮膚科での診察を強くおすすめします。

 

この状態になっても趾間型水虫のように強いかゆみがないので、まあいいかと治療を後回しにしてしまいがち。やっぱり危機的状況のように強く心が揺れないと、なかなか動けないですよね。

 

 

ただし、かかと水虫がひどくなってくると冬はつらい状態になるときがあります。上の写真のように深刻な乾燥ひび割れのごとく角質層が裂けて痛みをともなう場合です。

 

その一方で、ただの肌荒れや乾燥肌、アカギレなどとご自身の判断で済ませてしまうことも多いようで、保湿クリームでしのいでいる間に水虫菌が角質層の奥深くまで広がっているケースがあります。

 

 

さらに上記に加えて次のことが当てはまれば、かかと水虫になっている可能性が高くなります。

 

一緒に暮らしている人が水虫かどうかを確認してください。残念ながら、お風呂場のバスマットやタオル、絨毯やフロアなどが感染源になることはよく知られています。

 

やはり大切なご家族と過ごす時間は長いですから、お互いに言いにくいかもしれませんが、やんわりと伝えあっていき、いっしょに水虫ケアをしていく姿勢が大切かなと思います。

 

かかと水虫が原因による悪臭に注意!

かかと水虫に感染している人の中には、ご自身で気がつないほど悪臭を放っていることがあります。たとえば、朝から夜遅くまで、一日中革靴を履き続けて営業に専念されているビジネスマンです。

 

日中に革靴を脱いでリラックスすることもなかなかできないですから、どうしても靴の中がサウナのように蒸れてしまい、水虫菌はもとより、悪臭の原因物質を生み出す雑菌の温床になってしまいます。

 

 

会社帰りに同僚と立ち寄った居酒屋で座敷に通されたとき、残念ながら、靴を脱いだ瞬間に周囲を不快にさせるほどの悪臭を放つ人もいます。たとえ同僚であっても、相当親しい間柄でないかぎり指摘しづらいですね。

 

もしその場に、匂いに敏感な女性がいたら、一瞬で生理的拒否反応を示すことでしょう。女性は隠すことも上手ですから、なにも言わずに過ごしてくれるものですが・・・。

 

 

人間の脳は自分の臭いに順応し、不快に感じなくなるようできていることからも、水虫に感染していて悪臭を放ち続ける人が、足の消臭に努めない理由が分かります。

 

悪臭については、原因と対策などをまとめると長文になりますので、「くさい足の臭いを消す5つの悪臭対策・予防方法」にまとめました。

 

臭い足のニオイで悩んでいる方には、ぜひ参考にしていただきたいですし、水虫をもっている人もお時間あるときにご覧になってみてください。

誰でも自宅で実践できるかかと水虫の治療とは?

とってもシンプルですが、おそらく簡単ではないですよ!

 

かかとを柔らかくしてから水虫治療薬を塗るのが効果的で、これを根気よく続けることが水虫を完治させるために必要となります。

 

つまり、習慣化が自宅でかかと水虫を完治させる鍵となります。急ぎでもないことを続けることは本当に難しいですよね。

 

一日の終りにゆっくりとお風呂に入ったあとが、いちばん良いタイミングです!厚いかかとの皮膚もしっとりしていて、水虫薬に含まれる薬効成分が皮膚の表面にある角質層の内部に浸透して、水虫菌に直接働きかけることができます。

 

その他には、皮膚をやわらかくする尿素配合のクリームなどをかかとに塗って揉み込み、ある程度厚い角質層を柔らかくしてから水虫薬を塗る方法もありますが、お湯につけたあとの状態にはかないません。

 

お風呂での注意点は、厚く硬くなったかかとを軽石などでこすりすぎることです。むしろ特別な理由がない限り、軽石などは一切使わないほうが良いでしょう。

 

ここまで読んでいただくと、かかと水虫に感染して厚くなった角質層が悪者のように思うかもしれませんが、かかとにかぎらず皮膚の表層にある角質層は、ウイルスや細菌など病気の原因である外敵から身を守ってくれています。

 

それを軽石でこ削ぎおとして傷つけると、そこから水虫菌を含めた外敵が内部に侵入しやすくなってしまいます。つまり軽石などでかかとをやわらくすることは、水虫が感染しやすいかかとの状態を自ら作っていることと同じなのです。

 

その後には、私たちがもっている自己修復の力で、傷ついたかかとの皮膚を回復させていき、かかとの皮膚がより厚く硬く変わっていきます。

 

これはかかと内部に侵入した水虫菌を包み込み、守ってあげるような環境を作っていることになるのです。

 

 

かかとを削ると数日間は綺麗な状態を保てます。しかしそれを続けている限り、一生綺麗で柔らかいかかとに戻ることはありません。着実に、さらに厚く・硬いかかとへと悪化していきます。

 

 

本来、かかと水虫は皮膚科で診察されることが完治への近道です。ただし忙しくてなかなか通院できなかったり、特に女性の場合、恥ずかしくて第一歩を踏み出せない方もいるでしょう。

 

皮膚科の医師もおっしゃっていることですが、自宅で水虫を完治させるには、症状に合わせて適切な水虫薬を数ヶ月間にわたって根気よく塗り続けるしかありません。

 

水虫を完治させる方法の優先順位は、第一に病院で診察を受けて医師の指示通りに治療を続ける。続いて、ドラッグストアなどで薬剤師のアドバイスを参考に、ご自身の症状に最適な水虫薬を塗り続けることとなります。

 

もしかしたら、角質硬化症かもしれません

実はかかとの角質硬化症という、水虫と非常に間違いえやすい症状があります。

 

先の話ともつながってきますが、角質効果性は女性に多いようです。ミュールやサンダルを履いた際にかかとをより美しく魅せるため、お風呂場で軽石ややすり等でこすっている方は要注意!

 

 

繰り返しますが、私たちが生まれ持っている基本機能の一つに、外部から刺激を受けると抵抗力を増すためより強くなろうするものがあります。

 

角質硬化症もその一例と言っていいでしょう。かかとやすりなど外部からの刺激に耐えるように、より厚く硬いかかとへと変化していきます。

 

綺麗な柔らかいかかとへ戻すには、専用の医薬品(尿素配合のクリーム等)を塗布し続けるなど、長期間の治療が必要になってしまいます。

 

ですので、かかとを傷つけるようなことを一切せずに、手と同じように優しく丁寧にケアしてあげることが理想的です。

 

 

こちらの記事「かかと水虫と間違えやすい角質硬化症と写真画像で比較」で分かりやすくご紹介しているので、ぜひ一度ご参考ください。

共有のお願い

ご紹介した実際のかかと水虫の画像、ご参考いただけましたでしょうか。

 

「かかとの皮膚が以前よりも乾燥しているな。」「なんか、かかとの皮膚が厚くなって、ちょっと黄ばんでいるな。」

 

このようなかかとの良くない変化に気がついたときから速やかに治療を始めることが、かかと水虫の症状悪化を防ぐために大切です。

 

もし、この記事が単なる乾燥肌との見分け方としてお役立ていただけるようでしたら、フェイスブックやツイッターなどで共有していただければ幸いです。

 

たくさんの方にご覧いただくことで、私の記事作りへのやる気へとつながります。応援していただけたら、とても嬉しいです!

 

より多くの方にご参考いただき、厚いかかとの角質層の奥深くへ水虫菌が侵入して住み着く前に、かかと水虫を完治させていただければと思います。